Q.安心して使用できる化粧品とは、どんな化粧品ですか?

A.構成成分の一つ、一つの配合理由を考えて配合しますので、必然的に構成成分は少なくなります。また、特定成分の添加量が多いことは、皮膚刺激など安全上の問題が残りますので、弊社は、配合成分が少なく、添加量も少ない化粧品を選ばれることをお薦めします。

Q.オーガニック原料を使った化粧品ではないのですか?

A.弊社化粧品の原料指針は、医薬品と同じく、純度の高いことが必須です。

即ち、主成分以外のunknown(未知)の成分が少しでも含まれた場合、安全性が担保されないことや、もしunknownな成分が有効であったとしても、unknownなだけに原料が規格化できませんので、同じ品質に保つことができません。

このような理由から、弊社では、製品原料は、原料ソースがオーガニックである必要はなく、むしろ純度がもっとも重要と考えております。

Q.なぜアルミ包装されているのか?

A.バイオデザインスキンソープ(BDスキンソープ)は、光線酸化を防ぐために、アルミ包装されております。

太陽光を始め、蛍光灯など光線の種類は多彩で、紫外線から赤外線などありますが、赤外線は、非破壊検査に使用されるように透過力を持っているので、通常の包装や紙箱なども透過してしまいますので、光線酸化を防ぐことはできません。石鹸のような油脂は、窒素ガス封入包装や真空包装を行うことで酸素のない状態にしても、光線に露暴されと酸化しますので、光線を阻害するアルミ蒸着フィルムなどで包装しなければ防ぐことはできません。

従って、通常、石鹸には、酸化防止剤としてエデト酸、エデト酸塩、エチドロン酸、エチドロン酸塩、ジブチルヒドロキシトルエン(BHT)などが添加されております。

一方、BDスキンソープには、このような成分は含まれておりませんので、光線酸化を避けるために、アルミ包装を行なっております。

皆さんがよく食べられるポテトチップスを見て頂ければよく判ります。ホテトチップスは、アルミ蒸着フィルムに窒素ガス充填包装されており、酸素がない状況にして、油脂の酸化を防止しておりますので、いつでも美味しく食べることができます。

Q.なぜアルミ包装する際に、脱酸素剤が同封されているのか?

A.前述のように光線阻害による酸化を避けるだけでなく、酸化を避けるためには、ポテトチップスの窒素ガス充填包装のように、酸素のない状況を作る必要があります。

BDスキンソープは、アルミ包装で光線酸化を防止するとともに、脱酸素剤を同封することで、酸素がない状態(嫌気的な状態)に置くことで酸化を防止します。

Q.石鹸成分について

A.石鹸は、植物油などの油脂に水酸化ナトリウムなどを加えて鹸化することで、油脂は脂肪酸塩とグリセリンになり、この脂肪酸塩が石鹸です。 工業的には、脂肪酸を原料にアルカリ塩を加えて石鹸を作ります。 これが、皆様がよく使われている一般的な石鹸です。

弊社の石鹸は、高純度に精製された複数の植物油を原料に鹸化し、脂肪酸塩にグリセリンを残したまま石鹸にしている点で、工業的に製造された石鹸とは異なります。

また、本製品に唯一添加されているカオリンは、天然に産出する粘土(鉱物名:カオリナイト(化学式:Al2O3・2SiO2・2H2O))ですが、李氏王朝の白磁や、中国の陶磁器として有名な景徳鎮の粘土材料として有名です。

カオリンは、その化学的に安定な性質から、昔から医薬品の賦形剤として湿布剤に用いられており、極めて安全性の高いことから、化粧品でもクレイとも呼ばれ汎用されております。

カオリンの本石鹸への添加は、汚れた皮脂を吸着することや、皮膚の毛根など洗浄しにくい箇所を物理的に洗浄することを考えての配剤で、メイクアップ化粧品のクレンジングなどにも使え、高い洗浄力を示しますが、お肌を痛めません。

Q.石鹸の泡立ちと洗浄力について

A.石鹸の泡立ちと洗浄力は、必ずしも比例するものではありませんが、石鹸の溶解濃度として泡立ちは指標になります。従って、洗浄に必要な濃度があれば十分で、必要以上に泡立ちを気にされる必要はありません。

皆様が、石鹸の泡立ちを好まれることもあり、多くの化粧石鹸が、泡立ちを強調されておりますが、泡立ちは、基本的に脂肪酸の種類によって自由に作ることができます。

例えば、小さくクリーミーな泡立ちで、しかも泡を長く持続させるためには、ミリスチン酸やラウリン酸やステアリン酸などの脂肪酸をバランスよく配合すれば可能で、実際、皆様がお使いの泡立ちのいいと言われる多くの化粧石鹸には、これらの脂肪酸が添加されております。

弊社は、このような化粧石鹸市場の現状を踏まえた上で、敢えて必要以上の泡立ちは不要と考え、泡立ちをよくするためのこれらの脂肪酸の添加を行わず、あくまで、高純度に精製された植物油のみを原料として石鹸にしております。

Q.BDスキンソープの石鹸の特徴とは?

A.BDスキンソープには、高純度に精製された天然植物油を石鹸原料に、カオリンが添加されているだけです。 これだけを見れば、誰でも簡単に作れそうに見えますが、鹸化法でいい石鹸を作るには、しっかりした製剤設計と製造技術が必要です。

石鹸の特長を決めるのは、第一に、脂肪酸塩の種類とバランスや、水分量や鹸化率をどれくらいにするかなどの製剤設計と、第二に、鹸化の温度や速度、型抜きから切り出しのタイミング、乾燥時間などの製造技術です。

あるオーケストラの指揮者へ、音楽の表現力とは何かというご質問があり、指揮者の方は、直ぐに、音楽の表現力とは、音符と音符の間(あいだ)にあるとお答えました。

石鹸の製造も同じで、油脂と水酸化ナトリウムを混ぜて鹸化させれば、誰でも作ることができますが、この製造工程の中に弊社のBDスキンソープに対する思いがあると考えております。

Q.一般の石鹸とは何が異なるのでしょうか?

A.BDスキンソープは、お肌の弱い方にお使い頂きましても、皮膚がカサカサしたり、強張ったりすることはなく、スベスベしたお肌になります。

この理由は、当社独自のバイオスキンコート®という技術にあります。

例えば、本製品をシェービングクリームの代わり本製品を用いて、カミソリでヒゲを剃りますと、この技術を実感することができると考えております。

通常、ヒゲを剃った後のお肌は、カサカサし強張りますので、剃刀負けしないようにクリームなどを塗布しますが、BDスキンソープを使ってヒゲソリした後は、何も塗布しなくても、お肌がスベスベし、潤いのあるお肌になりますので、バイオスキンコート®技術がどのようなものなのかよくご理解頂けると思います。

BDスキンソープは、本来、皮膚の弱い方を想定して製剤設計された製品で、年齢を問わずご使用できますので、安心してご使用頂ければと願っております。

Q.加齢臭に対して効果はありますか?

A.加齢臭とは、皮脂の酸化物の臭いと考えられております。 老化とともに、皮膚の再生速度が低下しますので、これに伴い皮膚の表面にある皮脂なども滞留し、これらが酸化することによる酸敗臭がその原因と考えられます。

これを改善するには、特に、皮膚の毛根などに滞留した皮脂をきれいに洗浄することで、皮脂の分泌を健常化させることが必要です。

排水管でも目詰りを起こすと、そこに汚物が滞留し、腐敗するのと同じで、常に、皮脂をフレッシュに入れ替えることが必要で、そのためには、酸化した皮脂を洗浄するだけでなく、お肌を保護し、皮膚再生を促すことで、健康なお肌を作ることが必要です。

従って、どんな石鹸でも、お体を丁寧によく洗浄すれば、酸化した皮脂もなくなりますので加齢臭も消えますが、高齢者の方や皮膚の弱い方の多くは、石鹸で身体をよく洗うと、皮膚がカサカサになってくる、あるいは痒くなるということがあり、どうしても十分な洗浄ができません。

BDスキンソープは、このようにお肌の弱い方に、安心してお使い頂けますので、ぜひお試し頂ければと存じます。